プロダクトマネージャー奮闘記

プロダクトマネージャー見習い。SO Technologies株式会社でATOMという広告代理店の業務効率化SaaSのプロダクトマネージャーを務めております。

(想定読了時間5分)1on1について要点整理してみた ~ダメな1on1撲滅委員会~

お偉いさん「これってどうなってる?」
他のマネージャー「今日このあとメンバーと1on1入れて確認します」
私(それは1on1とは言わないんじゃボケェ!!!)

ダメな1on1あるあるですね↑↑
この一年、リモートワークの浸透とともに、1on1もかなり一般的になってきたかと思います。
それと同時にダメな1on1も一気に増殖し、迷惑を被っている方も多いことでしょう。
ダメな1on1から救われる人がいることを願って、1on1について要点を整理してみました。

5分で読めるので、取り合えず最後まで読んでください。
なお、全て私見に基づいて書いておりますが、ググって他の解説記事を読んでもだいたい同じこと書いてあります。
要点が簡潔で短いぶん、私の記事のほうがわかりやすくて良いので、とりあえず最後まで読んでください。(大事なことなので2回言いました)

※なお本記事は mediumおよびnoteでも公開されております。

1on1とは

1on1とは「マネージャーの責任であるメンバーの成長・メンバーのキャリア構築・チーム環境の整備などを推進することを目的に、マネージャーがメンバーにお願いして実施する定期的な1対1のミーティング」のことを言います。

前半が目的です。
1on1の目的は「マネージャーの責任であるメンバーの成長・メンバーのキャリア構築・チーム環境の整備などを推進すること」。

これがマネージャーの責任あるいは業務だと思えない方は1on1やらなくて大丈夫です時間の無駄なので。

1on1のやりかた

続いて1on1のやりかたについてです。
9つの要点を整理しましたので、順番に見ていきましょう。

①セッティング方法:マネージャーがメンバーにお願いして実施

1on1は「マネージャーがメンバーにお願いして実施する定期的な1対1のミーティング」です。

マネージャーの業務責任にメンバーを付き合わせて時間を使うわけですから、マネージャーからメンバーに依頼をして、1on1の時間をもらいましょう。
依頼のはじめに、まずは1on1の目的を説明して理解してもらいます。
伝えたこと=理解されたこと、だと思ってるマネージャーは、この時点で失敗しているので、気を付けてください。
メンバーから1on1実施について許可が得られた場合に、初めて予定の設定に移ります。
間違っても業務指示として1on1を設定してはいけません、あくまで依頼であって、拒否する権利もメンバーにはあります。 

②頻度:週1・隔週・月1など定期的に実施

頻度は週1や隔週など、定期的に実施します。
定期的に実施することで、メンバーの細かい感情の機微に気づきやすくなったり、振り返りの頻度が上がることでメンバーの成長のきっかけを作りやすくなります。
時間を調整するのはマネージャーの仕事であり、都合により実施できなかった場合は、マネージャーから申し出てリスケします。

③時間:30分~60分程度

一般的には週1回30分が多いかと思いますが、マネージャーとメンバーの人数対比を考慮して、メンバーと相談して時間を決めましょう。

④話すこと:1on1の目的に沿ったアジェンダを用意する

アジェンダを作っておくことは非常に大事です。
「メンバーの成長・メンバーのキャリア構築・チーム環境の整備」という目的に沿って、定点観測したい項目を想定し、対象メンバーが話しやすい表現でアジェンダを用意しましょう。
アジェンダ作りで、マネージャーがどれくらいメンバーのことを理解して親身に考えているかが試されます。
メンバーが話してくれない場合は、マネージャーのアジェンダ設計やそもそもの信用、コミュニケーション力の問題です。
本記事の最後に、私のオススメアジェンダを記載しておきますので、アジェンダに困っている方はどうぞコピペしてください。

⑤メモ:マネージャーがメモを取る、二人だけが見れる場所に記録を残す、他の人に漏らさない

1on1の最中はアジェンダに沿って話しつつ、メンバーの発言は適宜メモを取っておきます。
メモは二人だけが確認できる場所に残しておき、いつでも振り返れるようにしましょう。
そうすることで、メンバーは定期的に経験を言語化し振り返り、次の挑戦に進むきっかけを得ることができます。
よっぽどのことが無い限り、このメモの内容は他人に漏らさないでください。
信頼関係が崩壊しますので、絶対に漏らさないように。
よっぽどのこと、というのは例えば人事と一緒に相談したほうがいいこと、とかですね。
人事に相談する場合も、まずは1on1内でメンバーに人事への相談の許諾を取ってから、にしましょう。

⑥仕事:仕事の話はしない、期限付きタスクを作らない

1on1は仕事の進捗確認の場ではないので、仕事の話は極力しないようにしましょう。
仕事の話をするなら別の時間を用意してください。
話の流れで自然と仕事の話になるのはOKですが、最初から仕事の話をして1on1の目的を達成できなくなるような事態は避けましょう。
(ここまで読んでくださった方、1on1の目的、覚えてますか?)
まかり間違っても、期限付きタスクなんて作らないように。
こういうことに挑戦したい、という意気込みをメンバーに話してもらう、というのはOKです。

⑦話し方:メンバーが話す、マネージャーは言語化と振り返りのお手伝い程度 

話し方の注意点ですが、1on1はなるべくメンバーに話してもらう時間としましょう。
マネージャーは言語化と振り返りのお手伝いをするくらいで、発言量は控えめがよいです。
あくまで1on1の主役はメンバーですので。

⑧1on1の終わり方:ステキな一言をメンバーに伝えて背中を押す

1on1の最後の時間は、今日話したことを整理しつつ、メンバーが前向きに次の1on1までの期間を過ごせるよう、背中を押すようなステキな一言を伝えて終わりにします。

⑨1o1を始める前に:まずは信頼関係を構築する

嫌われているマネージャーが1on1で良い効果を出すのは無理です。
嫌われている自覚のあるマネージャーは、まず信頼関係を構築するところから始めてください。

おわりに

要点を整理すると下記になります。

1on1とは「マネージャーの責任であるメンバーの成長・メンバーのキャリア構築・チーム環境の整備などを推進することを目的に、マネージャーがメンバーにお願いして実施する定期的な1対1のミーティング」のこと

①セッティング方法:マネージャーがメンバーにお願いして実施
②頻度:週1・隔週・月1など定期的に実施
③時間:30分~60分程度
④話すこと:1on1の目的に沿ったアジェンダを用意する
⑤メモ:マネージャーがメモを取る、二人だけが見れる場所に記録を残す、他の人に漏らさない
⑥仕事:仕事の話はしない、期限付きタスクを作らない
⑦話し方:メンバーが話す、マネージャーは言語化と振り返りのお手伝い程度
⑧1on1の終わり方:ステキな一言をメンバーに伝えて背中を押す
⑨1o1を始める前に:まずは信頼関係を構築する

続いて、下記は私のオススメアジェンダとなります。

①楽しかったこと、充実していたこと、嬉しかったこと
②困ったこと、嫌だったこと、心配なこと
③これからのこと、やってみたいこと、気になっていること
④評価・資格試験・家庭の事情など特にサポートが必要なこと
⑤その他、共有事項、雑談

このアジェンダであれば、短期・中期・長期のいずれでも考えていることを拾えるはずです。

このような1on1を取り入れている私はSO Technologiesという会社で働いておりまして、メンバーを全方位で積極採用中です。
ミッションは「稼ぐ力をこの国のすみずみまで。」です。
気になる方は、ぜひ採用サイトをご覧いただき、面談でお会いしましょう。

recruit.so-tech.co.jp

気になるけど面談まではちょっと、という方は私が個人的にお話できればと思いますので、bosyuもご活用ください。

bosyu.me

それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。